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ある伝説的隠居研究者の回想ブログ

ジャリルとカーン 4
「じやじや馬ならし」は、相手に絶対服従を強制することが、ポイントであったことを思い出して、仝修は日本語でする。¬斉からは作業が出来る服装で来ること。出勤時間は十時で講義は三時迄。な塚の研究所への通勤は一人ですること。を言い渡した。
 ↓い肋誼里靴燭、,砲篭辰い燭茲Δ任△襦ジャリルの眼に狼狽の色が走った。頃合いやよしと見計らって、日本語で解らぬ所は英語を混ぜると妥協したところ、ミックス語なら大丈夫と言って、初めて笑顔を見せた。
| ジャリルとカーン | 07:51 | comments(0) | - | pookmark |
ジャリルとカーン 3
 二人の日本人は、海外協力隊と、その頃に、千里ニュータウンに設立された、関西研修センターの幹部であった。
 関西研修センターは、発展途上国から有望な人材を受け入れて、一ヶ月間、日本語を教えた後、一ヶ月間、企業に派遣して、産業の中核になる指導者の育成事業を始めた。
 連れてきた青年は、東パキスタン出身でジャリルと名乗る。十日間の研修を、お願いする。と、型通りの挨拶があり、早速、研修計画の作成に入った。
| ジャリルとカーン | 01:23 | comments(0) | - | pookmark |
ジャリルとカーン 2
 これから先の十日間を思いやりながら、相手の眼から一瞬も眼を離さずに近付いて行くと、眼のなかに、今まで出会ったことがない勝ち誇ったような気位と、相手に対する軽侮の兆しを感じた。
 案の定、初対面の挨拶も場をほぐすやりとりも全て英語で終始した。
 わざと日本語を無視しているのだろうか。あれこれ憶測していると、戯曲の「じゃじゃ馬ならし」が頭に浮かんで来た。
| ジャリルとカーン | 10:28 | comments(0) | - | pookmark |
ジャリルとカーン 1
 パキスタンからの研修生が到着したという連絡を受けて、応接室のドアを
開けた途端、射るような鋭い視線を感じた。
 見ると、正面のソファに二人の初老の日本人に挟まれて、パキスタンの白い詰襟の民族服を着たやや小柄な男が座っている。鋭い視線はその男からだった。
 色浅黒く、顔は精悍そのもの、鋭い光を発する両眼の下に、口髭を蓄えている。全然遠盧しているような気配がない。「難しそうなのが来たな」全身に緊張が走った。
| ジャリルとカーン | 17:49 | - | - | pookmark |