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ある伝説的隠居研究者の回想ブログ

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国際人と生涯学習 5
 覚束ない英語を通じての対話だったが、実に素晴らしい感覚の、勉強好きな初老の女性であった。的を射た質間や、コメントに手応えを感じて、やりとりに夢中になり、辞去したのは夕方の七時になった。見張りをしていた挙銃の男は、「グッドモーニングと言って入って、グッドナイトと言って出てきた男は初めてだ」と言ってあきれ顔で笑った。

 「謎の女」と呼ばれていたのには、理由があった。彼女は小児麻痺の後遣症で歩行困難だったのである。

 ー力月ほどしてから、彼女は、女牲の人事課長を介添えに来日した。大阪空港に出迎えた時、杖を片手に必死に歩く姿に感動した。約一週間ほど私の研究室に滞在して、納得したらしく満足して帰国した。

 歩行困難の身でありながら、学ぶことに千里の道も遠しとせぬ情熱には驚いた。五つの大学の卒業資格を持っていたそうである。その後、ジョンソン社を退き大学教授に転身したそうであるが消息は知らない。フィリピンにも凄い女性がいたものである。
| 国際人と生涯学習 | 00:16 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |









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