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ある伝説的隠居研究者の回想ブログ

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農薬の功績(食糧問題の解決) 5
 具体的には、中央に学識経験者を糾合した日本植物防疫協会が組織されて、農林省の全農業試験場と全民間研究機間との連絡調整、及び、全農業試験場の試験成績の総含判定を担当することにして、挙国一致の産学官の協同研究体制を組んだのである。

 この組織は現在も継続されて、活発に運営されているが、効率と信頼性は素晴らしいものがあり、日本が世界に誇るに足る開発研究組織である。

 振り返って、今日までの足跡を概観すると、昭和二十年には、米増産の応急対策は確立した。この年から米不足問題は起こっていない。

 応急対策の目的は米の生産量を消費量の水準まで引き上げることにあったので、この意味では、所期の目的を達成したのであるが、拙速の方針で推進されたので、立ち止まって改良すべき問題点が残ざれていた。問題点と対応策の概要を簡潔に述べる。

 さきに述べた稲熱病に対しては、フェニル酢酸水銀という、水銀系殺菌剤が卓効を示すことが確認されて、昭和二十九年頃に実用化されるようになり、日本の稲作は長年の稲熱病の恐怖から開放された。

| 農薬の功績(食糧問題の解決) | 19:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |









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