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ある伝説的隠居研究者の回想ブログ

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戒模擬勤創造 1 栄える者と滅びる者に捧ぐ
 昭和十七年四月に私は石川県立七尾中学に入学した。入学して間もない頃と思うが、講堂の正面の壁に真新しい肩額が掲げられた。その頃は何処の学校でも、忠君愛国、とか、八紘一宇、というような言葉の額を掲げることが流行のように行われていたが、何故かその額には、戒模擬勤創造、と書かれてあった。

 暫くして、笠鳥信太校長は講堂に生徒を集めて訓話をされた。要旨は次のようだった。 この言葉を揮毫した木村栄先生は水沢緯度観測所長で、Z項の発見、という世界的な研究を発表した人である。模倣しかしない日本人のなかにこんな素晴らしい人がいたのか、ということで外国で評判になっている。

 明治以来、日本人は科学分野では欧米先進国には太刀打ちできないと思い込んで、模倣や追随ばかりしている学者が多い。
 こんな事では永久に太刀打ちできない。先ず模倣を止めなければならない。
 日本人は創造力が無いから模倣するという人がいるが、それはあやまりである。模倣するので創造力を発揮できないのである。創造するということは、あらかじめ難しく考えたり、誰もしなかったことをしなければならぬということではない。
| 戒模擬勤創造 | 00:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |









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