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ある伝説的隠居研究者の回想ブログ

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ジャリルとカーン 5
 翌日十時きっかりに、ジャリルは、替え上着スタイルで出勤して来た。昨日のイスラムスタイルは礼装の心算だったのかもしれない、眼が鋭かったのも、英語で挨拶したのも、初日は母国の威厳を保つためだったかも知れない、と思うと、一寸、気の毒な気がしたが、しかし、安心したわけではなかった。
 ミックス語の講義は問題無かった。東パキスタンの言葉は、文法的な構成の面で日本語と同じであるので、ミックス語がよく通じることは、現地代埋店が派遣した技術系幹部の養成教育の時に実験済みだった。日本語の話のなかに英語の単語をはめ込む要領で、可成解ってくれる。日本人の起源はレプチャ族という学説があるが、論拠は言語学的酷似から来ている。レプチャ族の居住地は東パキスタンのすぐ近くである。そのためか、パキスタン人の日本語会話の上達は早い。
| ジャリルとカーン | 09:51 | comments(0) | - | pookmark |