2008.10.12 Sunday
参尽の旗印 最終章
参尽という一言葉は使われていなかったが、中身は参尽そのものである。大宅氏は、六十歳後の人生の旗印に、「参尽」を掲げたことになる。
このあと、何が出るのだろうと考えていたところ、大宅評論の不滅の金字塔とも言うべき、「世界の裏街道シリーズ」が、続々と出版されたのである。
「大宅壮一にして然り、いわんや、わいごときにおいてや」法然の教えを信じて念仏をとなえて、地獄に落ちても後悔しないと、弟子にかたった親鸞上人の故事にあやかり、早死にすることになっても構わない、死ぬまで、「参尽」を掲げて行こう、と考えているのである。
このあと、何が出るのだろうと考えていたところ、大宅評論の不滅の金字塔とも言うべき、「世界の裏街道シリーズ」が、続々と出版されたのである。
「大宅壮一にして然り、いわんや、わいごときにおいてや」法然の教えを信じて念仏をとなえて、地獄に落ちても後悔しないと、弟子にかたった親鸞上人の故事にあやかり、早死にすることになっても構わない、死ぬまで、「参尽」を掲げて行こう、と考えているのである。