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ある伝説的隠居研究者の回想ブログ

視聴率ねらいの農薬批判 最終章
 あのテレビ番組で厚生省の担当宮が小麦の穀物保護剤による事故は、四十年の実績のなかで、世界に一例もないと説明しているにもかかわらず、おうむのように反対意見しか言わないことで有名な大学教授に反対意見を求めて、如何にも問題があるかのように装って番組をまとめるワンパターンを見ると、昔、中国で見た文化大革命の頃の、壁新聞を貼る紅衛兵を思い出すのである。

| 視聴率ねらいの農薬批判 | 15:03 | comments(0) | - | pookmark |
視聴率ねらいの農薬批判 12
 小麦輸出時に添加されるマラソンやスミチオンは、貯穀害虫の寄生に対する予防注射のような役割を持つものである。予防注射で死亡者が出たのならば、その予防注射は問題であるが、死亡者も無いのに不気味さに便乗して不安感をかき立てるのは、既に普及した種痘を逆官伝しているのと同じ愚行である。
| 視聴率ねらいの農薬批判 | 07:09 | comments(0) | - | pookmark |
視聴率ねらいの農薬批判 11
 病気に例えれば、嘗て人類を悩ませた天然痘のようなものであった。
 ジェンナーが発明した牛痘の予防注射によって人間は天然痘の恐怖から開放されたのであるが、この予防法も、最初の段階は、故無き非難によって苦難の道を歩んだことは周知の事実である。しかし、実績を見て人々は進んで種痘を受けるようになって人類から天然痘が消えた。
| 視聴率ねらいの農薬批判 | 06:45 | comments(0) | - | pookmark |
視聴率ねらいの農薬批判 10
 この時から世界的規模のスミチオンの穀物保護剤への開発研究が各国で展開されて数年後に実用化され、パン食民族の小麦の供給に貢献してきたのである。
 穀物保護剤が無かった頃の貯穀害虫問題は極めて深刻な問題であった。私にも米櫃の米の中にこくぞうむしが繁殖して、母親が躍起になって天日に千したり、より分けたりしていた記憶がある。
 貯穀害虫は単に米や小麦ばかりでなく、あらゆる穀物に寄生して世界の食糧供給に及ぼす物量的損失は測りしれぬものがあり、最重要害虫に位置づけられて予防法の確立は人類の悲願であった。戦後、マラソンの発明によってようやく現実のものになったのである。
| 視聴率ねらいの農薬批判 | 06:34 | comments(0) | - | pookmark |
視聴率ねらいの農薬批判 9
 マラソンの添加量は、受け入れ先到着時に分解してゼロになるように設計されて来たが、ソ連の場合は問題があった。ソ連は港に大きなサイロを作って受け入れたが、サイロの中の小麦を消費しつくすまでに半年かかり、害虫が寄生したのでサイロ貯蔵期間を考慮する必要のあることがわかった。
 中国もサイロで受け入れるので半年から一年の貯蔵期間を配盧する必要がある。マラソンは分解が速いので、貯蔵期間を考慮すると添加量が多くなり問題がある。スミチオンに注目しているので協力されたい。というものであった。
| 視聴率ねらいの農薬批判 | 07:47 | comments(0) | - | pookmark |
視聴率ねらいの農薬批判 8
 私が初めて外国の土を踏んで国際的共同研究の話をした相手は、オーストラリアのクーパーネビュウー社のブレインブース博士であった。
その時の会談のテーマは中国へ輸出するオーストラリア産小麦の穀物保護剤にスミチオンを使用するうえでの研究開発上の問題点の抽出であった。
 博士の説明によると、オーストラリアはソ連の小麦不作による穀物不足を救済する為に数百万トンの小麦を輸出したが、赤道を通過するために貯穀害虫が発生する。これを予防するために、タンカーに小麦をバラ積みするときのベルトコンベアーの上でマラソンを散布する方法を採用してきたが、長期間の使用で害虫に低抗性が出てくるおそれがあるため万全でなくなった。
| 視聴率ねらいの農薬批判 | 06:40 | comments(0) | - | pookmark |
視聴率ねらいの農薬批判 7
 しかし、それにしても、意図的に農薬混合の現場の映像を次々に見せて、子を持つ母親に不安を語らせた後で、二十五年来執拗なマラソン中毒論で有名な大学教授を登場させてコメントをさせ、厚生省担当官のコメントも並べて、最終場面で再び子を持つ母親の声をクローズアップさせた演出には、明らかに計算があり、騷ぎが起こることを狙ったことになる。何年経っても、全然、かわらぬ思い込みの報道をしていて、その異常さに疑問が湧かないのだろうか。あの番組が日曜日のゴールデンアワーに放映されたことにも何か意図があったかもしれないが、これ以上触れないで、この問題に関する三十年前の国際感覚を説明する。
| 視聴率ねらいの農薬批判 | 16:10 | comments(0) | - | pookmark |
視聴率ねらいの農薬批判 6
 この理由としては、彼女は英語の専門書を読もうとしたが、日本の英和辞典や和英辞典は間違いだらけなので、マラソン(MALATHION)にも穀物保護剤(GRAIN PROTECTANT)にも到達出来ない。次に、専門家に問い合わせたとする。しかし、農薬をAGRICULTURAL CHEMICALと言っているような水準のマスコミ文化人は全部いい加減なので、質問しても嘘の答ばかりである。では、役所へ行くとする。日本の農薬行政機構は複雑怪奇である。特に、米の貯穀害虫問題となると、農水省と厚生省にまたがっているので、キャッチボールのボールのように両方を行ったり来たりすることになろう。全体像を説明出来る人に会うことは、まず、ありえない。切れ端のような知識を集めても話にならない。彼女にも同情すべき気の毒な要因が沢山ある。
| 視聴率ねらいの農薬批判 | 06:49 | comments(0) | - | pookmark |
視聴率ねらいの農薬批判 5
 マラソンを、こくぞうむし、こくぬすともどき、のしめこくが、等の、貯穀害虫の予防薬剤(穀物保護剤)として小麦に混入する方法は、テレビキャスターの彼女が生まれる前に世界待望の新技術として誕生して、四十年近く国際社会で実用化されていることは、貯穀害虫かマラソンに関する英語専門書をちょっと踏み込んで調べると判ることである。あるいは、専門家に質間すれば直ぐわかることである。
 あれだけの大仕事であるから、予算もかかるので企画の段階で、文献調査をしたと考えるが、殺虫剤混含の現場を撮影することが、海外ロケの目的になるとは常識では考えられないレベルの低さである。
| 視聴率ねらいの農薬批判 | 07:38 | comments(0) | - | pookmark |
視聴率ねらいの農薬批判 4
 世界の何処でも行なわれている殺虫剤混合の現場を、アメリカ、オーストラリアで見付けたが、カナダではなかなか見つからないと、大騒ぎして探す光景を延々と放映し、やっと見付けたというカナダの殺虫剤混合現場を映し出して、苦労が報われたと喜ぶスタッフの姿を見せて、その後に、コメントが続くのであるが、何のために大勢で外国まで出掛けたのか意味不明であった。新聞テレビで報道したことを、テレビで見せるということで大騷ぎするさまを放映してどんな意味があるのだろうか、各国の農村の風景を楽しませてくれはしたが、それにしても内容がない。何一つ情報がないのである。
| 視聴率ねらいの農薬批判 | 06:29 | comments(0) | - | pookmark |