2007.12.17 Monday
日本の家庭教育 東大生、京大生の育て方 最終章
人間の赤ん坊とは、現代的に表現すれば、全くソフト(プログラム)の入っていない、超大型高性能コンピューターのようなもの。そして、親から魂(心)、社会から智、学校から才の順に、外部の情報が入力されて、人間らしくなる。
動物の赤ん坊は、すでに、生きるために必要な情報が既に人力されたコンピューターのようなもの。それ故、心も智も才も入る余地がない。これが人間と動物の違いである、ということになる。
王腸明の「惻億の情」や、カントの「内なる道徳律」は、人間の内部に実在するものではなくて、人間の社会にあったもの、ということになる。
「子は親の鏡」「みつごの魂百までも」という諺が、古くから日本人に伝えられているが、この諺に秘められた、先人の洞察を改めて噛み締め、同時に、現在の環境を点検すぺきであろう。
動物の赤ん坊は、すでに、生きるために必要な情報が既に人力されたコンピューターのようなもの。それ故、心も智も才も入る余地がない。これが人間と動物の違いである、ということになる。
王腸明の「惻億の情」や、カントの「内なる道徳律」は、人間の内部に実在するものではなくて、人間の社会にあったもの、ということになる。
「子は親の鏡」「みつごの魂百までも」という諺が、古くから日本人に伝えられているが、この諺に秘められた、先人の洞察を改めて噛み締め、同時に、現在の環境を点検すぺきであろう。